1月 24
今日は昼間に都心に行った。
いつもの場所よりもと思い、
現地に着いてからラーメンを食べることにした。
12:00到着。
早めにと思い、
この時間に着いたが、
明らかに間違っていた。
人の並ぶ食堂を片目に
適当な場所のコンビニエンスストアでの食料調達を視野に入れ始めたとき、
中の様子をうかがうことのできない中華料理屋が見えた。
扉を開けると、誰もいなかった。
この時間に、このオフィスも大学もあるエリアで
目の前に展開されたこの光景に少し恐れは感じたものの、
とりあえず座ることにした。
ラーメンは2分ぐらいで出てきた。
強力にお勧めする要素は何もなかったが、
別に拒否して、この店の空にしてやろうと思うような味ではなかった。
さっき横を過ぎた人の並ぶ店の味と
恐らくはたいした差はないのであろうと想像した。
何人で働いているのかは分からないが、
店員たちは、ゆったりとその時間を満喫するが如く雑談していた。
しばらくすると、客が何人か入ってきた。
まだ店の広さを考えると寂しいものであったが、
それまでは鳴りを潜めていたのであろうか、
女将がてきぱきと声を出して店をコントロールしはじめて、
そこの空気が少し引き締まってきた。
僕が支払いを済ませ外に向かおうとすると、
女将が定員にドアを開けて外にたてと指示をする。
そんな行為が慣れていないが如くはにかみんだような彼に見送られながらその店を出た。
人が並ぶ並ばないの差は、どんな誘因の差から起こるものなのか。
店の人はいつも考えていることなんでしょうが。
人間の習性って、他にお客さんの入っている店に入店したくなるもんなんですよね。
僕は人が並んでいると、
待つのが面倒というのか、
席に座っても急き立てられるような気もするし
避ける傾向があります。