町の外れにぽかりと開いている。
とりあえず自分でも掘ってみるか。
まずはスコップを持ち出すか、
それとも何らかの機械を生み出す方向に進むべきか。
結局、人間が生を受けて生き長らえ、
何かしらを積み重ねた結果、
今の僕には到することができないこの穴があるんだ、
という陳腐な結論にしかならない。
数百万年かけてこの穴を掘ったと言えばいいのか
この穴を掘るために数百万年かけたと言えるのか。
いつものように、ここはさっさと通り過ぎた。
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