12月 23
町の外れにぽかりと開いている。
とりあえず自分でも掘ってみるか。
まずはスコップを持ち出すか、
それとも何らかの機械を生み出す方向に進むべきか。
結局、人間が生を受けて生き長らえ、
何かしらを積み重ねた結果、
今の僕には到することができないこの穴があるんだ、
という陳腐な結論にしかならない。
数百万年かけてこの穴を掘ったと言えばいいのか
この穴を掘るために数百万年かけたと言えるのか。
いつものように、ここはさっさと通り過ぎた。
一郎ちゃん、6月に開催された写真展の中でこの写真が一番好きです。この街は、同様に旧ソビエトから独立したバクーやアマルトイ程工業化の波が押し寄せていないんですね。中央アジアのスイスという別名もある事を知りました。
どうもありがとう。好きな写真があったというのはうれしいです。
とても山がきれいな国です。
ぜひとも一度訪れて下さい!