野生の厳しさと優しさ
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金曜日, 1月 30th, 2015ハロウィンしちゃうぞ!
月曜日, 10月 6th, 2014近年、分業化された社会の中、
自然の恵みと生活を直に感じることが少なくなり、
生きることの喜びと感謝を現す活動に対する復興の取り組みが進んでいる。
その一つが収穫祭のハロウィンである。
お菓子や肉まん、チーズやタバスコ、テリヤキチキンなど、あらゆる天からの恵みを満喫し、
皆で生の悦びを分かち合おうというわけである。
ハロウィンの一ヶ月前になると、人々は町の装飾やその日に皆と共に味わう感謝の印の支度を始め、
社会全体でその日を迎えんと準備を進める。
さて、イベントというのは、
人々がみんなでそれぞれの利益のため、盛り上げていくものであり、
社会的にお金が右へ左へと流すことにより、
利益分配を進めるための重要な活動として、
多くの人が積極的に活用しているのは言うまでもないことと思う。
このような社会活動を見て、いつも思い出すのが東北大震災時のイベント自粛活動である。
この現象を犯罪的な行為として憤りを感じた人は多いと思う。
僕は国民やら民族の誇りとかいう概念が存在する理由がまるで理解できない人間だが、
共同体の存在意義は少しは理解しているつもりである。
震災で苦しむ人が所属する共同体。
世の中に関係を保ちながら人は生きるための活動を続ける。
人々は社会の歯車として働き、各人が産み出した生産物を動力として社会は前に進むとともに余剰の動力を産出する。
より円滑に社会が進むようするために、社会はその動力を歯車に戻していく。
そんな中、独り善がりとも思える倫理観で共同体の動きを必死に停めようとする『自粛』と称する活動は、
僕にはさっぱり理解できないし、苦しむ人を助けようとする差し伸べようとする手を叩き潰そうという活動にしか見えなかった。