2013_07_21 深大寺の鬼燈(ほおずき)祭り、表参道

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通勤のバスの広告で、

「深大寺の鬼燈(ほおずき)祭り」
があった。
聞いたことのないお祭であったが、
近年、始まった町を盛り上げる人との試みのようである。
浅草で行われるこのお祭が有名であるが、
いつものごとく、これが何であるのかよく分からないので、
調べてみる。
辞書のように簡単に記述しておくとするのであれば、
次のようなお祭であるらしい。
「7月10日に参拝すると、それは四万六千日参拝したことと同様の功徳となる」
そんなわけで人が集まり、そこで儲けようと人が集まったのであろうか。
そして、薬草として評判であった「ほおずき」を売る市が浅草寺に立つようになったそうである。
深大寺は7月19日(金)~21日(日)の3日間開催されていた。
違う日にちでの祭となり、
浅草のものとはまた違う意味合いがあるのかもしれないし、
同じ日の開催ではとても太刀打ちができないと思ったのかもしれない。
ともかく、深大寺に行くと、
鬼燈(ほおずき)祭りは比較的こじんまりとした印象を持ったが、
屋台がならび、またスタンプラリーとして地蔵などの前にはスタンプが置かれたりと、
賑やかな場所となっていた。
その後知り合いの展覧会を訪問しようと表参道に向かった。
展示会の風景
都心は電車の行き来をすることはあっても、
普段は街をぶらぶらとすることはない。
展示会場を出ると、
もう暗くなり始めていたため、今回も散策したわけではないが、
表参道駅前の神社にだけ入ってみた。
周りの光景とは整理のされていない別に古ぼけた場所であったが、
中年に差し掛かった女性が早足で参道を進み、
祈りを捧げると、また急ぐように去っていった。
何か仕事へと向かっていくような緊迫感を感じ、
その祈りの場所はその華やいだ都心に溶け込んでいるようであった。
帰りに選挙投票所に寄ったため、
いつもとは異なる帰宅路を歩いた。
そこにはポツリと電話ボックスがあった。
近年、ほとんど路上の電話を見ることがなくなったが、
そこは車椅子用で少し大きめな形状であった。
たまには部屋を離れそこで一人座り電話する人の姿を想像した。

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