7月 13
無縁仏
三界を流転する有縁無縁の魂たち
元を辿れば実は有縁なのだろうか
三界、六道
言葉の意味を調べてみても、
よく分からない
ある説明で、なるほど、と思う
詳細を知ろうと他の情報に触れると、
その前の説明とは異なる説明であるような気がする
文字が意味もなく頭の中を漂うだけで、こんがらがってくる
法事は生きている人のために行われる式典であるそうである
有縁無縁三界万霊供養塔
塔へと続く道を前に進み、そして、手をあわせる
欲界の無縁と有縁の間を彷徨う魂が、
無に向かう道とは逆の有縁へと歩み寄り、
そして、この世界に生きる証拠を掴み取るために、
供養するのであろうか。