建国記念の日

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JC国史会議議長の棟久裕文(むねひさ・ひろふみ)氏は「日本では自国を誇りに思いながら、建国は知らないという矛盾した状況になっている。グローバル社会に向け、義務教育段階から建国を含めた国史教育を充実させていく必要がある」と話している。

引用元
産経新聞  
2月11日 7時55分配信
建国の日「知っている」2割未満 米中では9割超 「自国誇り」は7割

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150211-00000086-san-soci

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矛盾した状況というが、本当に矛盾した事象だろうか?

誇りに思う、という人が多い時点で、国の教育事業は大成功を収めている、と言えると思う。

建国記念日は、神武天皇が即位した日であるとのこと。

その日の起源を知らない人が大多数である。
社会は、このような人々により創られたものであり、そして、今、人々が重要として敬う事柄が社会風景として表れているはずである。

何の情報を押し付ける事が教育だろうか?

この新聞記事には、中国、カナダ、米国といった国々では、ほとんどの人が建国の日を知っていると紹介されている。
これらの国々の人々の間では、多民族国家という自覚に満ち溢れていると思われる。
そのような国の数値と比較することに意味があるとすれば、国家の過剰な統制や戦争を想起してしまうのは当然の事に感じる。

現実に表れている風景と棟久氏の言う矛盾とが同居する社会を知ること。

このことの方が、歴史教育として意味があると思う。

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