5月 7
先日、役所に行った。
書類が出来るのを待っている時、
ソファの側に置いてあった本を手に取った。
幼児向けの本で、世界の国々を紹介する本である。
ロシアのページを開く。
あいさつは『ドーブルイ』とのこと。
他言語の発音をカタカナで正しく表現できないから、それは仕方ない。
明らかに単語が違うというのはまずいのではないかな?
採算には見合わないのかもしれないが、
きちんと適当な人が担当して確認していないのではないだろうか。
小さいうちからこんな風に一つ一つ踏み外して気が付いたらどうにもならない隔たりがあるなんてことは、
どこにでも、いつでもあることなんでしょうね。
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ロシア語
ドーブルイ ヂェーニ – こんにちは
ドーブルイは形容詞で、良い、とか、善良な、という意味。
ヂェーニは名詞で、日、昼間、という意味。
そんな訳で、ドーブロエ(語尾が名詞により変化) ウートラ(朝)と言えば、おはよう、になり、
ドーブルイ ヴェーチェル(晩)で、今晩はになります。